倫理に関するガイドラインへの対応状況説明書
1. 倫理に関する基本方針
ピックルボール日本連盟(以下「本連盟」)は、「スポーツにおける倫理の確保」を組織運営・競技活動の根幹に据え、日本スポーツ協会の「スポーツ倫理に関するガイドライン」及び「スポーツ基本法」の精神に則り、以下の通り各項目への対応を講じております。
2. 倫理規定の整備状況
本連盟では、倫理規程を次のように整備しています。
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差別の禁止、人権尊重(倫理規定 第3条) 人種、性別、宗教、障がい等に関する一切の差別を禁止し、すべての人の基本的人権を尊重しています。
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ハラスメント防止体制の確立(第4条、第14条) パワハラ・セクハラを含むすべてのハラスメント行為を禁止し、通報窓口を設置して通報者の保護体制を整備しています。
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公正性と誠実性の確保(第5条) 八百長、不正審判、暴力行為などスポーツの公正性を損なう行為を禁止し、倫理教育を通じて誠実な行動を徹底しています。
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未成年者保護・暴力禁止(第6条、第10条) 青少年の健全な育成に配慮し、体罰や暴力行為の禁止を明示しています。
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反社会的勢力との遮断(第7条) 反社会的勢力との関係を一切排除し、関係者にも同様の徹底を求めています。
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透明性・説明責任のある運営(第11条~13条) 組織運営においてはガバナンスの透明性を確保し、利益相反の防止、個人情報管理も明文化しています。
3. アンチ・ドーピング体制
「ピックルボール日本連盟アンチ・ドーピング規定」に基づき、JADAおよびWADAの国際基準に準拠したドーピング防止体制を構築しています。
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ドーピングの禁止(第4条) 使用・所持・提供等の違反行為を禁止し、厳格な対応方針を明示。
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教育・啓発活動の実施(第5条) eラーニングを含む定期的な啓発活動を通じ、選手・指導者の意識向上を図っています。
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TUE(治療使用特例)への対応(第6条) 医療上必要な治療についても、JADA基準に基づき適正に運用。
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検査・手続・制裁の体制整備(第7条~第12条) 適切な検査機関による検体分析、違反時の懲戒措置、必要に応じた公表体制を整備。
4. 今後の取り組み
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論理委員会の設置および運営ルールの明文化
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倫理講習・アンチドーピング研修の定期化
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地方団体への倫理啓発活動の展開
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通報対応マニュアルの整備
5. 添付資料
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ピックルボール日本連盟 倫理規定
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ピックルボール日本連盟 アンチ・ドーピング規定