施設、設備認定規定及び規格
ピックルボールのコートのサイズはダブルス用バドミントンコートと同じである。コートの寸法は20フィート × 44フィート（約6.1m × 13.4m）で、テニスとは異なり、シングルスとダブルスの両方で同じコートサイズを使用する。
コートの構成
コートは3つの主要なエリアに分かれる。
1
ノンボレーゾーン（NVZ）
ノンボレーラインからネットまでの7フィート（約2.1m）の範囲を指し、通称「キッチン」と呼ばれる。
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サービスエリア
左サービスエリア：ノンボレーラインの後方、コートの左半分。
右サービスエリア：ノンボレーラインの後方、コートの右半分。
それぞれのエリアのサイズは10フィート × 15フィート（約3.0m × 4.6m）。
コートの利用と設計
ピックルボールのコートは、新設することも可能だが、既存のテニスコートやバドミントンコートを転用することもできる。
コートにはサイドライン、ベースライン、センターラインがあり、3つの主要なエリアを視覚的に区分する。ネットはコートの中央を水平方向に分割し、左右のコートは対称になっている。
ネットの高さ
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サイドライン付近：36インチ（約91.4cm）
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コート中央：34インチ（約86.4cm）
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ネット全体のサイズ：20フィート × 3フィート（約6.1m × 0.91m）
※ネットは中央部分が少し低くなる。
ボールについて
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構造
ボールは耐久性のあるポリマー素材で成形され、滑らかな表面を持ち、テクスチャの加工が施されていないものとします。識別用のマークを除き、ボールの色は単色でなければなりません。継ぎ目にわずかな段差があっても構いませんが、それがボールの飛行特性に大きな影響を与えないことが条件です。
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サイズ
ボールの直径は2.87インチ（7.29 cm）から2.97インチ（7.54 cm）の間でなければなりません。最大の真円度の誤差は±0.020インチ（0.51 mm）を超えてはなりません。
3
重量
ボールの重量は0.78オンス（22.1グラム）から0.935オンス（26.5グラム）の範囲でなければなりません。
4
バウンド
ボールは、78インチ（198.1 cm）の高さから12インチ（30.5 cm）×12インチ（30.5 cm）×4インチ（10.2 cm）以上の花崗岩（グラナイト）製のプレートに落とした際、ボールの頂点が30～34インチ（76.2～86.4 cm）バウンドする必要があります。このテストは、摂氏24～27度（華氏75～80度）の室温で実施するものとします。
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硬度
ボールは、摂氏24～27度（華氏75～80度）の室温において、デュロメーターDスケールで40～50の硬度でなければなりません。
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デザイン
ボールには、最低26個から最大40個の円形の穴が開いていなければなりません。穴の間隔および全体のデザインは、飛行特性に準拠している必要があります。また、ボールには製造業者または供給業者の名称またはロゴが印刷または刻印されていなければなりません。
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承認
大会で使用するボールは、大会ディレクターが選定します。USAPAまたはIFPが認定する大会で使用されるボールは、USAPAおよびUPAが公開する公式認定ボールリストに掲載されている必要があります。