
競技規則
基本ルール
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ピックルボールはダブルス (チームあたり 2 人のプレーヤー)、 またはシングルスのいずれかでプレーします。 ダブルスが最も一般的です。
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シングルスもダブルスも同じ広さのプレーエリアとルールが適用されます。
サーブ
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サーブの際、サーバーの腕は上向きの円弧を描いて打ちます。
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パドルとボールの接触は腰の高さより下で行います。
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「ドロップサーブ」も許可されており、その場合は上記の要素がいずれも当てはまりません。
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サーブの際、サーバーの足はコートに触れたり、サイドラインやセンターラインに触れてはならず、少なくとも片足は競技面のベースラインより後ろになければなりません。
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サーブは斜めのクロスコートで行われ、反対側の斜めのコートの範囲内に着地させます。
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サーブはサーバーごとに 1 回となります。
サーブの手順
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ダブルスの両プレーヤーは、フォルトになるまでサーブを打ってポイントを獲得できます
(*ゲーム開始時の最初のサーブを除く)。 -
サイドアウト後のファーストサーブは右側(偶数スコア)のコートから実施します。
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ポイントが入った場合、サーバーはサイドを切り替え、左側(奇数スコア)コートから次のサーブを開始します。
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最初のサーバーがサーブ権を失ったら、2 番目のサーバーはコートの正位置からサーブを行います
(*ゲーム開始時の最初のサーブを除く)。 -
2 番目のサーバーは、チームがフォルトをして相手チームにサーブを失うまでサーブを続けます。
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サービスが相手に渡される(サイドアウト)と、最初のサービスは右側のコート(奇数スコア)から行われ、チーム両方のプレーヤーがサーブをして、2回失敗するまでポイントを獲得する機会があります。
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シングルスの場合、サーバーはスコアが偶数の場合、右/偶数コートから、スコアが奇数の場合、左/奇数コートからサービスを行います。
※各ゲームの開始時だけは、サーブチームの 1 名のみ、フォルトするまでサーブし、その後サーブ権はレシーブチームに渡ります。
ツーバウンドルール
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サーブ時、レシーブチームはボールをバウンドさせてからレシーブする必要があり、次にサーブ側はボールをバウンドさせてから返す必要があります。これを 2 バウンドルールといいます。
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各チームのコートでボールが 1 回バウンドした後、両チームはボールをボレーする (バウンドする前にボールを打つ) か、バウンドからプレーする (グラウンド ストローク) ことができます。
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ツーバウンスルールにより、サーブ&ボレーのアドバンテージがなくなり、ラリーが延長されます。
ラインコール
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サーブのノンボレーゾーンラインを除き、ボールがラインに接触した場合も「イン」とみなされます。
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ノンボレーゾーンラインに接触するサーブは短く、フォルトとなります。
ノン・ボレーゾーン
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ノン・ボレーゾーンとは、ネット両側7フィート以内のコートエリアを指します。
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ノンボレーゾーン内でのボレーは禁止です。つまり、プレーヤーはこのゾーン内の位置からスマッシュを実行することができなくなります。
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ボレーするときに、プレーヤーがラインを含むノンボレーゾーンを踏んだ場合、またはプレーヤーの勢いで着用しているものや携行しているもの(帽子やサングラス等)がノンボレーゾーンに、落ちた場合もフォルトとなります。
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ボレー後、プレーヤーが勢いに乗ってノンボレーゾーンに入った場合、たとえその前にボレーボールがアウトでも、それは違反となります。
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プレーヤーは、ボレー時以外、ワンバウンド後は、合法的にノンボレーゾーンに入ることができます。
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ノンボレーゾーンは通称「キッチン」と呼ばれます。
フォルト
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レシーブチームのフォルトはサーブチームのポイントとなります。
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サーブチームが失敗すると、サーバーがサーブを失うかサイドアウトになります。
サービスチームの決定
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どのプレイヤーまたはチームがサイド、サーブ/レシーブの選 択する際、様々な公平な方法で決定できます。(例:コイントス等)
得点と勝敗
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1ゲームの勝敗 /11点先取(15点、21点の場合もある)。10対10の時は2点差がつくまで行います。 3ゲームマッチで2ゲーム先取した方が勝ちとなります。
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サーブ権がある時のみ得点することが出来ます。コートライン上に落ちたボールはセーフとなります。サーブをしているプレーヤーは自チームがミスするまでサーブを続けます。
コールの仕方
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自分のポイント、相手のポイント、自分がペアの中で1人目のサーバーなのか2人目のサーバーなのかの3つの数字を言う。ゲーム開始時、サーバー側は1人しかサーブができないため、数え方としては2人目と考え ます。つまり、ゲーム開始時のカウントは0(自分のポイント)-0(相手のポイント)-2(2人目)「ゼロゼロツー」となります。3番目の数字は、1人目の1(ワン)か2人目の2(ツー)しかありません。